予測不可能な決定系

決定論的なのに予測が不可能……つまり, そういうことだよ

Ubuntuを12.04にアップデートした

最近gvimを使ってみようと思って入れてみたはいいものの,
何かキーを押すたびに10秒くらい固まっちゃってて,まるで使える状態ではなかった.

しばらく放置してたのだが,ちょっと重い腰を上げて調べてみるとすぐにこんなの見つかった.

https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/vim/+bug/856779

https://github.com/vim-jp/issues/issues/85

どうやらバグのようで,新しいのだと直ってるっぽい(?)

…ってことは,もしかしたらUbuntuのバージョンあげたらいけちゃう!?

という安易な考えでバージョンアップ決行.

本当は必要なデータとか一応退避させたほうがいいんだろうけど,
無くなって致命的なものもないし(たぶん),アップデートマネージャーのボタンをおもむろにポチッってみた.

一度始めてしまえばやることも特にないので,風呂でも入ってのんびりしてたらおよそ100分くらいで無事終了.

とりあえずgvim起動してみたらちょっと起動が遅くなってた…でも以前のようにキーを押しても固まらずに動いてくれた!

なんか別のエラーが出てるっぽいけど,とりあえず動くので前より幾分マシになったぜ.

あと左のランチャーがデフォルトで常時表示されるようになってたから普段は隠れるように設定を変更した.

とりあえずはこれで満足なので,また思いだした時にでもちょこちょこいじっていこう.

ファイル,ディレクトリ名を一括変換

ちょっとディレクトリの名前を変更したかったけど数が多かったし(10前後だけど),
こういうときこそコマンドでやればいいんだろうけど,やり方しらない.

いい機会だしちゃんと覚えようと思い調べたから覚書.


名前の変更自体は mv コマンドで出来るのは知ってたし,for とか使ってループ使えるのも知ってるから,
そのへんの組み合わせかなと思って調べたら,その名もずばり

rename
というコマンドがあった.(mv と for 使ってもできるけど,こっちのほうが簡単)

構文
rename [ -v ] [ -n ] [ -f ] perlexpr [ files ]

使い方は
UbuntuTips/FileHandling/RenameCommand - Ubuntu Japanese Wiki
がわかりやすかった.

perlexpr は Perl の表現らしいけど,Perl 書いたことない.でも

s/oldname/newname/
って感じで書けばよさそう.
[ files ] は変換対象とするディレクトリやファイル名.
正規表現も使える(寧ろそれがメイン?)から,あとはなんとなく * とか ^ とか $ とか
使って書けばそれなりに使えそう.


例えば,カレントディレクトリに

[ 剣, 傘, おでん ]
っていうファイル(またはディレクトリ)があって,
rename 's/^/約束された勝利の/' *
ってやれば
[ 約束された勝利の剣, 約束された勝利の傘, 約束された勝利のおでん ]
ってなるはず.(もっとちゃんとした例は上記リンク参照)


「一括置換とか怖くていきなり実行できるわけねぇだろぁ〜!」
という僕みたいなチキンはオプションに[ -n ]を付ければ実行した場合の結果のみ表示してくれる(実行はされない).
これで確認して,問題なければ安心して実行すればいい.

サユリ

久々に衝動買いして,けっこう面白かった漫画

サユリ 1 (バーズコミックス)

サユリ 1 (バーズコミックス)

サユリ 2 (バーズコミックス)

サユリ 2 (バーズコミックス)

wikipediaあった(あらすじが半分くらいネタバレにつき注意)
http://ja.wikipedia.org/wiki/サユリ

全2巻で読みやすく(買ってから知ったけど),テンポもいい.

押切蓮介さんの漫画は以前「ミスミソウ」を読んでハマったことあるけど,どこにでもある日常から狂気的な非日常に堕ちる感じは似てるかも.

2冊一気に読んだけど,
「コエー!→中だるみ→盛り返してきた…→なんか切ねー」
といろいろ楽しめた.

霊とか出てきても楽しめる人にはお薦め.

6月2日感想

超久々更新.

勉強会の話を書き始めた頃はそれなりに(自分が納得できる程度に)厳密に書こうと思って,しっかりノートにまとめて,それから記事にして…ってやってたけど,そのやり方では書くまでの時間・負担が大きく,もう明らかにその方法では無理なので,方向転換して勉強会での内容や思ったことをざっくり書くことにする.


とりあえず,6月2日は1の原始n乗根について復習できた.


(たぶん)前にやってるのだろうけど,
ある1の原始n乗根のベキ乗で全ての1のベキ根を表現出来る
を実感した.


幾何的なイメージとしては,ガウス平面の単位円上の正n角形の原始n乗根を表す点は,ベキ乗でぐるぐる廻って全ての点を訪問するイメージ.

(上の絵は正六角形のつもり.zが原始n乗根のひとつ)


これが念頭にあると,p78の問2.16でnが素数のときは自明になる.

ふぅ,スッキリ.

Rhythmboxの曲名の文字化けを直した

Windowsのとき使ってたmp3ファイルをRhythmboxで再生させると曲名やらが文字化けするので直した.

まずはhttp://d.hatena.ne.jp/over80/20100224/1267021620 を参考に端末で

 $export GST_TAG_ENCODING=CP932 

とし,環境変数を設定.

これで直るかと思って端末でRhythmboxを起動すると

** (rhythmbox:2128): DEBUG: Loading the real store page
** (rhythmbox:2128): DEBUG: navigation requested to https://one.ubuntu.com/music/store-no-token

(rhythmbox:2128): Rhythmbox-CRITICAL **: rb_property_view_set_selection: assertion `RB_IS_PROPERTY_VIEW (view)' failed

(rhythmbox:2128): Rhythmbox-CRITICAL **: rb_property_view_set_selection: assertion `RB_IS_PROPERTY_VIEW (view)' failed

(rhythmbox:2128): Rhythmbox-CRITICAL **: rb_property_view_set_selection: assertion `RB_IS_PROPERTY_VIEW (view)' failed

(rhythmbox:2128): Rhythmbox-CRITICAL **: rb_property_view_set_selection: assertion `RB_IS_PROPERTY_VIEW (view)' failed

(rhythmbox:2128): GLib-GObject-WARNING **: instance of invalid non-instantiatable type `(null)'

(rhythmbox:2128): GLib-GObject-CRITICAL **: g_signal_handlers_unblock_matched: assertion `G_TYPE_CHECK_INSTANCE (instance)' failed

(rhythmbox:2128): GLib-GObject-WARNING **: instance of invalid non-instantiatable type `(null)'

(rhythmbox:2128): GLib-GObject-CRITICAL **: g_signal_handlers_unblock_matched: assertion `G_TYPE_CHECK_INSTANCE (instance)' failed

(rhythmbox:2128): Rhythmbox-CRITICAL **: rb_property_view_set_selection: assertion `RB_IS_PROPERTY_VIEW (view)' failed
** (rhythmbox:2128): DEBUG: navigation requested to http://stores.7digital.com/default.aspx?shop=496&partner=983

ってなったから,今度はhttp://ubuntuforums.org/showthread.php?t=1592270 を参考に

 $sudo apt-get remove rhythmbox-ubuntuone-music-store 

ってやったら,めでたく曲名がちゃんと表示された.

最終的なPC構成

結局AS1410は手持ちのWindowsVistaとUbuntu10.04のデュアルブートというなんとも言えないところで妥協した.
でもこれでHDDを当初の予定通り使うことができるから万事OK.
ついでにUbuntuをもう一度インストールするときにswap領域は作成せずにswapファイルを作成してみることにした.
[参考]

せっかくだから(?)自作機のWindowsもインストールしなおして,2つ目のパーティションを拡張パーティションにした.
拡張パーティションや論理ドライブの作成の仕方は以下を参考にした.
[参考]

パーティション作成やフォーマットに関してなど改めて勉強出来た.

Win7とUbuntuのデュアルブート

去年の末くらいからメインのOSをUbuntuに変えてみたいなぁと思いつつも,
元から入っているWindows7を消してしまうのももったいないと考え,デュアルブートしようとずっと考えてはいた.
しかし,ちょうど修論Windows7の環境で書いていたこともあって,ずっと保留してた.
修論も終わり,時間も出来たのでやろうやろうと思ってるうちに一ヶ月たってしまい,
ようやく重い腰をあげたので,やったことをメモメモ.


使っているPCはAcerのAS1410,外付けHDDのBUFFALO:HD-CBU2にバックアップ.
手順としては,

    1. 元から入っているWindows7のデータを外付けHDDにバックアップ
    2. Recovery diskの作成
    3. Ubuntu10.04 LTSのLive CD作成
    4. Windows7の再インストール
    5. C:ドライブの縮小,およびパーティションの作成
    6. Ubuntuのインストール

という感じでサクサク終わるだろうと楽観的に考えていた.


ところが,いざ始めてみると各ステップでいろいろと問題が生じまくった.


バックアップ自体は必要なファイルを整理してひたすらHDDに突っ込むだけなので問題なし.


AS1410にはRecovery diskが付いていないので,自前でディスクを作成.
HDDに最初からリカバリー領域が入っているので,本当はいらないのかもしれないが,一応作っておきたい.
もらった外付けのドライブ:DVR-UN18GS(IO DATA)があったが,書き込みがうまくいかなかったので(メディアとの相性?),友人からドライブ:DVSM-PN58U2V-BK(BUFFALO)を借りて再度焼きに入ると難なく作成終了.
そのままubuntu Japanese Teamから落としてきたCD イメージも焼いてディスクの作成終了.


Acer付属のソフトeRecoveryを使ってPCを工場出荷時に戻しWindows7を再インストール.
これは手順に従って進むだけ.
その後アップデートやら何やらで時間がかかるも仕方なし.


パーティションの作成,プライマリや拡張パーティションという言葉をなんとなくでしか知らなかったので,色々調べながらプライマリ,拡張パーティションを4つまでしか作成できないことを学ぶ.さらに,Windows7は標準でCドライブを縮小して未割当領域を作れると知り,実行.
容量の配分はWindows7, Ubuntuそれぞれに30GBづつ当てて,残りを両方から使えるデータ領域にしようと考え,Cドライブを30GBまで縮小しようとして,ここで問題.
どんなに頑張ってもWindows7の領域を121GB以上縮小することが出来ず,どうやら元から入っているファイルの場所かなんかが原因らしく,解消できそうにない.
残念だが仕方ないので,泣く泣く出来た残りの115GBをUbuntuとデータ領域に当てることにする.


UbuntuのLive CDからGPartedを起動しようとし,ブートの順番を変えようとしたところで,また問題.
何故かBIOSのメニューにCD ブートの項目がなく,なかなかLive CDを起動出来ない.
結局Windows7からCD(本当はDVDだけど)の中身を見て,Ubuntuのブートヘルパを使ってなんとか起動に成功.
結局普通にCD ブートする方法はわからずじまい.


それでも無事GPartedまでたどり着き,ようやく未割当領域にパーティションを作成.
Ubuntu用に30GBを作り,残りをデータ用に…としたところで,またまた問題.


「プライマリ,拡張含め4つまでしか作成できません」


なん・・・だと・・・


そんなバカな,まだWindows7Ubuntu用に領域を作っただけで4つも作ってないだろ…


と思っていたら,どうやらWindows7はブート用にパーティションを別に持っているようで,さらにAcerのPCは(機種によるかもだけど)リカバリ用の領域を別にもっており,それらで既に4つを消費していたってさ.


もうどうしたもんかと思いながら,とりあえずGPartedを終了し,そのままUbuntuをインストール.


いろいろ勉強にはなったが,現在も83GBの未割当領域は放置したまま.とりあえずデュアルブートの状況を作ったはいいが,このままではあまりにもアレだから,リカバリ領域を潰すなり,Windows7を諦めてUbuntu一本でいくなり,はたまた…と何か対策を考えないといけない.

[参考]http://www.lifehacker.jp/2009/11/windows_7ubuntu.html