去年の末くらいからメインのOSをUbuntuに変えてみたいなぁと思いつつも,
元から入っているWindows7を消してしまうのももったいないと考え,デュアルブートしようとずっと考えてはいた.
しかし,ちょうど修論をWindows7の環境で書いていたこともあって,ずっと保留してた.
修論も終わり,時間も出来たのでやろうやろうと思ってるうちに一ヶ月たってしまい,
ようやく重い腰をあげたので,やったことをメモメモ.
使っているPCはAcerのAS1410,外付けHDDのBUFFALO:HD-CBU2にバックアップ.
手順としては,
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- 元から入っているWindows7のデータを外付けHDDにバックアップ
- Recovery diskの作成
- Ubuntu10.04 LTSのLive CD作成
- Windows7の再インストール
- C:ドライブの縮小,およびパーティションの作成
- Ubuntuのインストール
という感じでサクサク終わるだろうと楽観的に考えていた.
ところが,いざ始めてみると各ステップでいろいろと問題が生じまくった.
バックアップ自体は必要なファイルを整理してひたすらHDDに突っ込むだけなので問題なし.
AS1410にはRecovery diskが付いていないので,自前でディスクを作成.
HDDに最初からリカバリー領域が入っているので,本当はいらないのかもしれないが,一応作っておきたい.
もらった外付けのドライブ:DVR-UN18GS(IO DATA)があったが,書き込みがうまくいかなかったので(メディアとの相性?),友人からドライブ:DVSM-PN58U2V-BK(BUFFALO)を借りて再度焼きに入ると難なく作成終了.
そのままubuntu Japanese Teamから落としてきたCD イメージも焼いてディスクの作成終了.
Acer付属のソフトeRecoveryを使ってPCを工場出荷時に戻しWindows7を再インストール.
これは手順に従って進むだけ.
その後アップデートやら何やらで時間がかかるも仕方なし.
パーティションの作成,プライマリや拡張パーティションという言葉をなんとなくでしか知らなかったので,色々調べながらプライマリ,拡張パーティションを4つまでしか作成できないことを学ぶ.さらに,Windows7は標準でCドライブを縮小して未割当領域を作れると知り,実行.
容量の配分はWindows7, Ubuntuそれぞれに30GBづつ当てて,残りを両方から使えるデータ領域にしようと考え,Cドライブを30GBまで縮小しようとして,ここで問題.
どんなに頑張ってもWindows7の領域を121GB以上縮小することが出来ず,どうやら元から入っているファイルの場所かなんかが原因らしく,解消できそうにない.
残念だが仕方ないので,泣く泣く出来た残りの115GBをUbuntuとデータ領域に当てることにする.
UbuntuのLive CDからGPartedを起動しようとし,ブートの順番を変えようとしたところで,また問題.
何故かBIOSのメニューにCD ブートの項目がなく,なかなかLive CDを起動出来ない.
結局Windows7からCD(本当はDVDだけど)の中身を見て,Ubuntuのブートヘルパを使ってなんとか起動に成功.
結局普通にCD ブートする方法はわからずじまい.
それでも無事GPartedまでたどり着き,ようやく未割当領域にパーティションを作成.
Ubuntu用に30GBを作り,残りをデータ用に…としたところで,またまた問題.
「プライマリ,拡張含め4つまでしか作成できません」
なん・・・だと・・・
そんなバカな,まだWindows7とUbuntu用に領域を作っただけで4つも作ってないだろ…
と思っていたら,どうやらWindows7はブート用にパーティションを別に持っているようで,さらにAcerのPCは(機種によるかもだけど)リカバリ用の領域を別にもっており,それらで既に4つを消費していたってさ.
もうどうしたもんかと思いながら,とりあえずGPartedを終了し,そのままUbuntuをインストール.
いろいろ勉強にはなったが,現在も83GBの未割当領域は放置したまま.とりあえずデュアルブートの状況を作ったはいいが,このままではあまりにもアレだから,リカバリ領域を潰すなり,Windows7を諦めてUbuntu一本でいくなり,はたまた…と何か対策を考えないといけない.
[参考]http://www.lifehacker.jp/2009/11/windows_7ubuntu.html